魂が躍る、タヒチアンダンスの軌跡
タヒチアンダンス(オリタヒチ)の起源は、
はるか昔の南太平洋にあります。
文字を持たなかった古代のタヒチアンにとって、
ダンスは神々への祈り、自然への感謝、そして愛や
部族の歴史を伝える「言葉」そのものでした。
しかし19世紀、キリスト教の伝来とともに
「肌の露出や情熱的な動きが不道徳である」として、
ダンスは全面的に禁止されてしまいます。
そんな暗黒の時代を経て、20世紀半ばに
奇跡的な復活を遂げます。伝統を取り戻したい
人々の情熱によって息を吹き返したタヒチアンダンスは
独自の進化を遂げました。
エネルギッシュなドラムビートに合わせて
腰を動かす情熱的な「オテア」、美しい歌に乗せて
手話のように物語を表現する優雅な「アパリマ」などがあり、その多様な魅力で今や世界中を魅了する
ダンス文化となりました。
守り抜かれた魂の踊りは時代を超え、国境を越え、
今現在も私たちの心を震わせ続けています。